研究所活動報告

2015年3月9日 3時07分28秒 (Mon)

2014年度 東京キリスト教神学研究所 総会

東京キリスト教神学研究所    第一回 総会

日時:2015年2月28日 午後8時〜10時

場所 坂口ミ吉先生宅

出席者 八木雄二(所長)坂口ミ吉(顧問)中川晴久(幹事)鈴木敦司(幹事:欠席のため委任)

議長 八木雄二

出席3名 委任状1名 総会は成立
 
総会議案
・規約の確認
・事業報告
事業報告は提案通り承認された。
・収支決算の報告と承認
収支決算は提案通り承認された。
・役員の変更(監査1名辞任)
承認された。
 
・その他意見交換
総会にて挙がった意見
・スコトゥス研究会におけるスコトゥスの原文翻訳は後々何らかの形で出版したい。
 
・ホームページ上に掲示板を用意して、研究会のテーマについての事前の学びと意見を頂く場を設けるのがよい。→すぐに用意する。
 
・月に一度、聖書研究会を開催する案→以後、検討していく。
 
・研究会には一般の方、仏教などの信仰者、無神論者、さまざまな分野の研究者、ノンクリスチャン、カトリック、プロテスタントなどの様々な人たちが集い幅広い討論の中でこれまでよく成り立ってきたので、この方向でいく。
 
外部に講師を依頼した場合謝礼を出すのが一般的ではある。 →以後、検討していく。
 
・講義をしてもらう人材を幅広く募る(神学研究にそった方向での人選)。
 
・研究会の学問的な軸や方向性をもっと明確にする(扱う神学の幅が広すぎるのではないか)。→以後、検討していく。
 
・『神学会報』を充実して論文や論文の要旨を掲載できるようにする。→以後、検討していく。
 
・時々、研究会の後で食事会を持つ。→以後、検討していく。

2013年12月25日 1時36分42秒 (Wed)

12月1日 『神学会報』第2号 発行

2013年12月1日 『神学会報』第2号 が発行されました。
創刊号が5月に発行されたので、およそ半年かかってしまいました。
今後は3か月に一度のペースで発行する予定でいます。

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『対話の重要性』について八木雄二 研究所所長が
講義をしてくださった内容を載せました。
この記事は、今後の研究会の方向性を教える大切な内容になっています。

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また研究所顧問坂口ミ吉先生の人生と学問の軌跡を
残しておこうと考えて寄稿して頂きました。

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『神学研究会の人々』というページにてスペイン・ロマネスクアカデミーの
勝峰昭先生および香取慶子氏の紹介しました。
スペイン・ロマネスクアカデミーはスペイン大使館にて
勝峰昭理事長が分かりやすく講義をしてくださっています。
かなり面白い講義となっています。

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さらに『研究会の人々』では、『音楽にみるフランシスカン霊性』
を連続講義している杉本ゆり先生を紹介しています。
杉本先生は中世におけるフランシスコ会の民衆賛美である
『ラウダ』の音楽研究をとおして、とても身近に感じることのできる
フランシスカン霊性を教えてくださっています。

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2013年10月18日 12時59分25秒 (Fri)

研究会の人々のサイトをリンクしました

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  ホームページの「リンク」に神学研究会に参加頂いている方々のサイトをリンクさせていただきました。

  キリスト教美術や音楽、神学、牧会など、さまざまな背景の方々がいます。

  研究会と交流があり、心のある研究者の方々ばかりですから、リンク先からはそれぞれの生きたキリスト救を見ることができると思います。

  初心者で、神学研究会や神学を学びたい方は、ぜひ「キリスト教神学のブログ」をご覧ください。
「キリスト教神学のブログ」//blogs.yahoo.co.jp/theology_hp

 私、中川の個人的な神学研究のブログとなってしまいますが、私の中で生きているキリスト教神学をそのまま伝えたいと思います。
 私は神学者や学者ではなく神学探究者の一人ですから、神学を知りたい方や学びたい方にとっては、私のような普通の人がこのようなアカデミックな機関の入り口になるのはちょうどいいのではないかと考えています。
 

 

 


2013年6月27日 15時27分05秒 (Thu)

第2回 分かりやすいキリスト教神学 6月19日

神学研究会(6月19日)ではたくさんの事が語られました。
質疑応答の時間を多く取っているので、テーマは多岐に及びました。
主に語られた内容は、下記のレジュメの通りです。

少しだけ神学研究会での様子をご覧ください。

プラトンの「太陽の比喩」 対話の必要性

レジュメ 東京キリスト教神学研究所             
               2013年6月19日  八木 雄二
第2回  「わかりやすいキリスト教神学」講義

1.ローマ帝国とキリスト教
ヨーロッパの支配体制・・・・都市国家と帝国(小規模と大規模)
日本の支配体制(中規模)

キリスト教:ローマ帝国の国教となった経験(権威の誇り)
民族移動がもたらす新たな支配(騎士階級の武力と教会の治世の技術)

2.古代ギリシアの哲学(科学)の権威とキリスト教 ヨーロッパにおける哲学(科学)の権威性  

  1.天上世界の真理に迫る科学の力
  2.支配(政治)の正義を証明する論理
中世神学:ギリシア哲学の権威でキリスト教の教義を補強したもの

神を地上のもので説明する神学に用いられる論理「類比」

1.類比は、幾何学の比例によって説明される。

A:B=C:D →
個人(実体)とその正義(属性)の関係:=:神とその正義の関係

2.「文学的比喩」に近似であることは語られない

比喩の文学はホメロス以来の文学伝統
「巣に集まり寄る無数の蜂は、アゴラに集まる戦士たちのよう」

プラトンの「太陽の比喩」:
知の世界における善のイデアは、感覚世界における目と見えるものの上の太陽

トマス・アクィナスの神学
「類似」であると言うことより数学的表現「類比」アナログが好まれた。
神と被造物は、実体と属性が類比的に存在者であるように、類比的存在である。

ドゥンス・スコトゥスの「一義性」の主張
神と被造物を一義的概念で説明する
一義性(共通性)と差異(非共通性)の二つで説明する
「神と被造物は共通に存在者であるが、神は無限で、被造物は有限という差異がある」

2013年6月4日 14時30分13秒 (Tue)

神学研究会 第1回 『分かりやすいキリスト教神学』

5月22日(水) 第1回 『分かりやすいキリスト教神学』 
      
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 サンパウロ宣教センター4Fにて神学研究会の第一回目の講義がもたれました。
 
 研究会には、上智の中世思想研究所の所長やロマネスク美術の専門家、グレゴリオ聖歌の講師、キリスト新聞の記者や牧師など幅広いジャンルで活躍されている人々やキリスト教神学を学びたいとおもっておられる一般の方々も参加してくださいました。
 もっとキリスト教神学が親しめるものとなるように努めたていきたいと考えています。

テーマは『血みどろの磔刑と神の受肉』でした。

 今回、八木雄二先生はテーマについては軽くふれて、その分、みなさんの質問に対する応答に多くの時間を注いでくださいました。

 八木先生は、「救い」という問題についても、いろいろと話し合っていくことが大切だといいます。「神」「救い」「十字架」など、そういうものと出会うのはプライベートな出来事で、それを言葉にしていかねばなりません。
 はたしてキリスト教のどこに感動していくのか。では、十字架にかかったキリストでなければ感動できないのか?ということも含めて話し合う必要あります。

 キリスト教における価値、意味、重要性をどこに置いていくのか、ある人はその一つが、イエスの十字架にかかるまでの決意かもしれません。またある人は十字架にかかったイエスであるかもしれません。他の人は十字架までのプロセスであるという人もいるでしょう。
 それでは十字架にかかったキリストがいないと山上の垂訓は意味がないのか?という問題もまた語られる必要があります。

 神学は救いとは何ぞやを定義することはできるけれども、そもそも神の存在証明をすることができないのであれば、救いの証明もすることができないのではないでしょうか。

 信仰による救いといっても、出会ったキリストは一人一人が違うから一言で<信仰とは何か>というものは説明できません。だから、それぞれの体験を言葉として表さねば伝えられないもので、<救い>というがその人にとっての<救いとは何か>ということを見ていかねばならない。

 現代キリスト教神学において、ヘレニズム的な枠組みを脱構築することは重要であるけれども、ヘレニズム的なものとして見失ってはならないこともあります。それは論争の意味を大切にしていくことで、ソクラテスの偉大さはそれをはっきりさせたことです。つまり、それぞれの立場で意見を交換していくことが大切であることです。

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研究会の『神学会報』も創刊号ができました。
第二号、第三号と作成していきます。

次回研究会は、6月19日(水)午後6:30−8:30
         テーマは『教会制度と信仰』です。
         場所はサンパウロ宣教センターです。
研究会の参加申し込みはこちらまで↓
        //theology.hp-ez.com/page6
 


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